“ギャンブル依存症”とは? 症状や支援のあり方を医師が講演【佐賀県】 (22/05/18 18:28)

“ギャンブル依存症”とは? 症状や支援のあり方を医師が講演【佐賀県】 (22/05/18 18:28)

“ギャンブル依存症”とは? 症状や支援のあり方を医師が講演【佐賀県】 (22/05/18 18:28)

県内に推計で約2万4千人いるとされるギャンブルの依存症について理解してもらおうと、県医療センター好生館の医師が講演し、症状や支援のあり方を説明しました。

【県医療センター好生館精神科 角南隆史医師】
「ギャンブル依存症の人は、してはいけない状況でも我慢できなかったり、賭け始めると止まらなかったり。負けたら負けた分をギャンブルで取り返そうとする」

県が開いた講演会には約50人が参加しました。
講師を務めた県医療センター好生館の角南隆史医師は、ギャンブルの相談のほとんどが「パチンコ・スロット」に関するもので、即効性がある薬やカウンセリングはないと話しました。
また、依存症の症状として、「勝ちは偶然ではなく自分の技術や能力によるもの」「負けが続いたということは勝つときが迫っている」といった偏った考えを持つと説明しました。

一方、家族に対しては「ギャンブルをする・しないにとらわれすぎず、継続的な支援をしてほしい」と呼びかけています。
県によりますと、県内にはギャンブル依存症の疑いがある人が、推計で約2万4000人いるということです。

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