オッズ比の手計算の仕方(手計算)

オッズ比の手計算の仕方(手計算)

オッズ比の手計算の仕方(手計算)

オッズ比は死亡生存のように2値変数のアウトカムと研究要因の相関の強さを示すMeasure of Associationです。 例えばタバコを吸うと心筋梗塞のリスクが50%で吸わない人はその半分の25%だとします。 リスク比は50%割る25%で2となり、タバコを吸うとリスクが2倍になるといえます。 この場合のオッズ比は3となり、オッズ比から結果を論じると、喫煙で心筋梗塞のリスクが3倍になったという間違った結果を導いてしまいます。 臨床研究では2値変数のアウトカムではオッズ比を用いることが多く、リスク比を使うことは珍しいのです。 2値変数のアウトカムの解析に必ずと言っていいほど使われるロジスティック回帰モデルは結果はオッズ比を用いて表します。 理解しやすいリスク比ではなくオッズ比が臨床研究論文で多用されるのはどうしてでしょうか? このビデオではそのオッズ比の計算の仕方、リスク比との違い、その使い方を説明します。

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